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治療効果・実績
Treatment results and Clinical experience
免疫細胞療法の治療効果について
治療効果についての考え方
免疫細胞療法の治療効果を理解するためには、まず「がん治療における効果評価の考え方」そのものを整理する必要があります。
一般的ながん治療では、画像検査における腫瘍の縮小や消失が、治療効果の主要な指標として用いられます。一方で、免疫細胞療法は、がん細胞を認識し、免疫による排除反応を増強させるものの、がんに対する患者さんの免疫反応を整え、底上げすることを目的とした治療です。
実際、多くの症例では標準治療との併用が行われており、腫瘍の縮小効果が認められた場合でも、それを免疫細胞療法単独の効果として評価することはできません。私たちは免疫療法単独の効果を検証する臨床試験を目的としているわけではなく、がんと向き合う患者さんにとって、より良い治療結果につながる免疫環境を整えることを目的として免疫療法を行っています。
当クリニックにおける「免疫療法としての効果評価」
当クリニックでは、免疫細胞療法の効果を以下の観点から評価しています。
- 樹状細胞ワクチン治療において、抗原特異的免疫記憶が適切に誘導されているか
- 血液検査において、リンパ球分画や免疫バランスに改善が認められているか
- 治療を継続する中で、全身状態や日常生活動作(ADL)が維持・改善されているか
これらは、がんに対する免疫反応が実際に変化しているかを確認するための、免疫療法として重要な評価指標です。
画像評価についての考え方
一方で、腫瘍の大きさや進行状況についての評価は、主治医の先生による画像検査・血液検査などの客観的評価を重視しています。
これは、免疫療法を行う医療機関が独自に画像評価を行うことで、治療効果の解釈に恣意性が生じることを避けると同時に、健康保険診療の枠組みの中で行われる検査の客観性を尊重する立場によるものです。
当クリニックが目指す治療効果
当クリニックでは、免疫細胞療法を以下のような役割として位置づけています。
- がんの進行を緩やかにすること
- 新たな転移の出現を抑えるこ
- 重要臓器の機能低下に至る時期を遅らせること
- 副作用を最小限に抑えながら、元気に生活できる時間を延ばすこと
これらを通じて、「がんを小さくすること」だけではなく、患者さんができるだけ自分らしい生活を維持し、本来の寿命に近づくことを、治療の一つの目標として考えています。
当クリニックの治療実績について
当クリニックでは免疫細胞療法の効果として到底客観性のない縮小率の評価を示すのではなく、治療実績としてどのような患者様に治療をしているかということを示すに留めることといたしました。
免疫細胞療法は免疫によるがん細胞の排除効率を少しでも上げることを目的に行います。
この単独での効率は決して高くはないことは知られていますが、副作用のようなデメリットもほとんどありません。がん治療を総合的に考えた時に、メリットを大きく期待できなくとも、デメリットがほとんどない治療であれば、総合的に有利に働くものであると理解することが現状の免疫細胞療法の考え方と思われます。
免疫細胞療法 治療実績
免疫細胞療法治療実績(件数)
20,500件
(2001年8月~2025年3月現在)
■免疫細胞療法を受けられた方/がん種類別

※1:肺癌、胸腺腫、胸膜中皮腫、その他の呼吸器・縦隔領域の癌
※2:咽頭癌、喉頭癌、舌癌、口腔癌、唾液腺癌、その他の頭頚部癌
※3:甲状腺癌、副腎癌、その他の内分泌系腫瘍
※4:悪性リンパ腫、原発不明、その他の消化器癌(典型的な消化器癌以外)、重複癌の場合も含む
[注] がん発生臓器別に表していますが、がん以外にも、それぞれの臓器に発生した肉腫(骨・軟部組織以外)、メラノーマ(皮膚以外)、カルチノイド、GIST等を含みます。
■免疫細胞療法を受けられた方/年代別

局所温熱療法 治療実績
局所温熱療法 治療実績(件数)
8,521件
(2007年4月~2025年3月現在)
■局所温熱療法を受けられた方/がん種類別

※1:肺癌、胸腺腫、胸膜中皮腫、その他の呼吸器・縦隔領域の癌
※2:咽頭癌、喉頭癌、舌癌、口腔癌、唾液腺癌、その他の頭頚部癌
※3:甲状腺癌、副腎癌、その他の内分泌系腫瘍
※4:悪性リンパ腫、原発不明、その他の消化器癌(典型的な消化器癌以外)、重複癌の場合も含む
[注] がん発生臓器別に表していますが、がん以外にも、それぞれの臓器に発生した肉腫(骨・軟部組織以外)、メラノーマ(皮膚以外)、カルチノイド、GIST等を含みます。
■局所温熱療法を受けられた方/年代別

全身温熱療法 治療実績
全身温熱療法 治療実績(件数)
940件
(2011年8月~2025年3月現在)
■全身温熱療法を受けられた方/がん種類別

※1:肺癌、胸腺腫、胸膜中皮腫、その他の呼吸器・縦隔領域の癌
※2:咽頭癌、喉頭癌、舌癌、口腔癌、唾液腺癌、その他の頭頚部癌
※3:甲状腺癌、副腎癌、その他の内分泌系腫瘍
※4:悪性リンパ腫、原発不明、その他の消化器癌(典型的な消化器癌以外)、重複癌の場合も含む
[注] がん発生臓器別に表していますが、がん以外にも、それぞれの臓器に発生した肉腫(骨・軟部組織以外)、メラノーマ(皮膚以外)、カルチノイド、GIST等を含みます。
■全身温熱療法を受けられた方/年代別

リキッドバイオプシー検査 実施件数
リキッドバイオプシー検査(件数)
152件
(2019年8月~2025年3月現在)
予防的免疫療法 実施件数
予防的免疫療法(件数)
8件
(2024年9月~2025年3月現在)