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ビオセラクリニック| 温熱療法を理解

温度により異なる温熱療法の働き

がん治療の目的で身体を温めるといっても、温める温度によってその目的は異なります。
上昇させる温度により簡単に3種類に分類され、それぞれ目的、方法が異なります。

温度により異なる温熱療法の働きイメージ

A : 軽度温熱療法 Mild Range Hyperthermia (MRH)

体温の上昇が38.5℃未満
※岩盤浴、エステ等で行われているものです。

一般的に身体を温めるという程度の加温で、温泉・入浴剤といった加温や健康器具として利用される通常の遠赤外線等を利用した発熱器具で可能な治療です。
軽度の血流の増加と保温効果により、痛みを和らげる効果や身体にとっての基本的な免疫(自然免疫)の機能を増加させることで、健康増進や疾患予防に利用されています。

B : 中等度温熱療法 Fever Range Hyperthermia (FRH)

体温(腫瘍温度)を38.5〜40.5℃程度に上げる
※ビオセラクリニックで行っている治療です。

がん治療用の特殊な機器を用いて行う治療です。
この温度ではがん組織(細胞)自体に熱ストレスタンパク(HSP)を介する変化が起き、免疫細胞による攻撃を受けやすくなります(免疫細胞療法との相乗効果)。
また、化学療法や放射線治療の効果を増強することも期待できます(詳細はこちら)。

C : 極度温熱療法 Extreme Range Hyperthermia (ERH)

体温(腫瘍温度)を40.5℃を超える温度まで上げる
※ごく一部の専門施設でのみ行われる治療です。

人間の体温調節機能を低下させるために全身麻酔などで意識レベルを下げたうえで、特殊な機器により40.5℃を超える温度まで加温する治療法です。
正常細胞ではかろうじて生きていても、熱に対して弱いがん細胞は、徐々に自ら自滅するように働き、がん細胞数を減らすことが期待されます。
ただし、正常組織にも負担がかかるため、障害が起こらないよう厳密な身体管理を必要とします。

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